2022活動報告

2022/05/21(土)
こどもの居場所「ユトリーロ」
(神奈川県横浜市)

日時2022/05/21(土)
13:30〜14:15
場所花かご 2階
住所神奈川県横浜市栄区桂台東1-1
演奏渡辺 朋子(ヴァイオリン)・布施 亜紀子(ピアノ)
対象土曜日 共働き家庭等の見守りに参加する児童
サポーター株式会社ユニークストーリー 高橋亮平さま

栄区で土曜日の子どもの見守りを行う居場所活動です。
留守家庭の子ども、家の中に居場所がない、何かチャレンジしたいけれど どうしたらいいかわからない、ひとりで寂しく不安… その他いろんな事情で行き場を求めている子どもと家族のお手伝いをしたいとの思いで、活動しています。

「花かごプロジェクト」は、デイサービスの施設が撤退した場所を引きついで、地域のために力になりたい有志が集まっています。
ここでは介護保険のサービスB事業補助金を申請し、まずは場所と資金を確保するようにしました。コロナ禍の2020年6月から週2回の高齢者向けプログラムを軌道に乗せる努力をしながら、こどもの居場所作りの準備を進め、9月から花かご2階を「ユトリーロ」の専用場所として活動を始めました。
毎回14:30〜16:00は駄菓子屋をオープンします。第2土曜日15:00〜16:00はお茶の先生に来ていただいて茶道教室を開きます。
参加者は小学生が大部分で幼児と親子連れ、近くの学童保育のこどもたち等、毎回10〜15人くらい、多い時で20〜30人ほどの出入りがあります。この4月からは「こども食堂」を試験的に開き始め、7月から正式に提供を始める予定です。

<主催者の声>
お天気は回復に向かい、予期せぬ来訪者や前夜急きょ声掛けした方々も確実に来てくださり、幼児~小学生、中学生、高校生等々含め、とてもなごやかな雰囲気でコンサートが進んでいきました。
小学2年生の女の子はバイオリンを触らせてもらい音を出してみましたが、一緒に来ていたお父さんが「是非娘に習わせてみたい」とまで話されていました。
当日使った電子ピアノは、3月末に地域の方から「もう娘がピアノをやらなくなったのでユトリーロで引き取ってもらえると助かります」と譲り受けたもので、これは幸いと喜んでいただきました。
こどもの居場所「ユトリーロ」をオープンして1年8ヵ月。まだまだ協力者が不足していますが、今回のコンサートを通して、地域の中に存在を知ってくださる方が増え、今後も継続することで、皆さんの関心も確かなものとなると思います。

土曜日の居場所にくる子どもたちの多くは留守家庭の小学生が多いです。親が忙しかったり、ひとり親だったりで、ゲームやテレビで時間をつぶす子どもも多い中、バイオリンとピアノの生演奏に浸る機会をいただき、数字で計れない価値ある時間を過ごせたことはとても感謝なことでした。

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