こんな場所に届けたい。
・子ども食堂
・学習支援拠点
・支援を必要とする子どもの居場所
・難病の子どものケア施設
・障がい者支援施設
・特別支援学校
・母子生活支援施設
どんな場所に届けるの? 【パターン1】
「子ども食堂」「学習支援拠点」など、経済的支援を必要とする子どもたちを含め、
地域の子どもたちが集まる場にお届けします。
学校でも家庭でもない、子どもたちのサードプレイス(居場所)は、
目的や背景が多様です。全国に数ある中でも、児童家庭支援センターと連携し、
支援を必要とする可能性のある家庭に積極的に関わりをもっていたり、
地域の社会福祉協議会・民生児童委員・行政・専門家と連携するなど、
子どもたちの見守り活動を行っている居場所を対象とします。
親子を取り巻く状況の実態
日本の相対的貧困率は15.7%。
7人に1人の子どもが「相対的貧困」にあるといわれています。
相対的貧困率15.7%のうち、ひとり親(シングルマザー)世帯の半数が相対的貧困状態。
こういった子どもたちは、経済的に厳しい状況にあり、食生活をはじめ、教育や体験の機会に乏しく、地域や社会から孤立し、様々な面で不利な状況に置かれてしまう傾向にあります。
参考:https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/ending_child_poverty
こうした環境に不利を抱えている子どもたちは、コロナ禍において、さらに問題が深刻化しています。
地域の支え合い、社会の助け合いの中で、解決への糸口に導くことが重要です。
子ども食堂ってどんな役割があるの?
子ども食堂は、運営者や開催の目的、対象となる親子も様々ですが、ここ数年で全国にその活動が広がり、現在は約6000ヶ所で展開されています。
共働きの世帯も増え、普段は一人で食事をとることも多い現代社会ですが、「同じ釜の飯を食う」ということわざがあるように、食を通じて人と人がつながり、コミュニティの中で問題を見つけ出し、地域の支え合いや見守りにつながることが期待されます。