日時 | 2022/12/15(木)・16(金) 10:30〜11:00 |
場所 | 尼崎市立あこや学園 |
住所 | 兵庫県尼崎市三反田町1丁目1番1号 |
演奏 | 宮下 絢子(ヴァイオリン)・吉岡 麻梨(ピアノ) |
対象 | 3〜5歳の発達に課題のある子どもと保護者 |
サポーター | 株式会社日本M&Aセンター |
あこや学園は、児童福祉法第43条に基づく児童福祉施設(児童発達支援センター:定員50名)で、1歳半から就学年齢前の発達に課題のある子どもが学園バスで通園しています。子ども達は毎日の集団生活の中で様々な経験を重ね、チャレンジする心や色々な人と関わる力を養い、また一人ひとりの特性や発達段階に配慮しながら、自立に必要な生活習慣を身に付けていきます。あこや学園は、あこや貝が真珠を育てるように、保護者と職員が子ども達を育み、「健やかに育て」との願いを込めてあこや学園と命名されています。
<主催者の声>
学園からのリクエストにも快く引き受けて下さり、子ども達がマラカスを持ちながら楽しんで参加できる形でプログラムに入れて頂きました。普段なかなか生の音楽に触れる機会のない保護者の方にも楽しんでもらえるようにと、クラシック、ポップス、クリスマスソングといういろいろなジャンルを入れた構成にして下さり、演奏家さんの思いもお伺いしました。
演奏前は“何が始まるんだろう”とドキドキした様子の子ども達もいましたが、演奏が始まると、表情が柔らかくなったり、自然と身体が動いたり、手拍子をしたりして、みんな思い思いに演奏を楽しんでいました。学園で馴染みのある曲を演奏して頂いたことで、曲が始まると、ぱっと表情が明るくなり、マラカスを持って鳴らす子どもたちの表情が元気いっぱいでした。
進行も、子どもたちの様子を見ながら進めて頂き、踊りだす子どもを舞台に上がってもいいよ!と促して下さいました。ゆったりとしたメロディーにはゆっくり動いてみたり、テンポの速い曲調になると走り出したりと、舞台に上がった子ども達も全身で音楽を楽しみ、全身で表現していたことに、保護者の方も職員もついつい笑顔になってしまいました。
保護者の方からも、「我が子がどんなふうに聴くんだろう、泣いてしまわないかな、飛び出していかないかなと心配だったけど、静かに聴いたり、笑顔になったりする姿を見て、生の演奏のチカラを感じました。」「私自身子どもと一緒に楽しめました。なかなか育児に追われゆっくりと音楽を聴く時間もなく、生の演奏も初めてだったので、貴重な機会をありがとうございました。」など、お父さんやお母さんも子どもと一緒に楽しめたという声がたくさん届きました。
吉岡さんのピアノと温かくて元気いっぱいのトーク、宮下さんの素敵なバイオリンの音色に、限られた時間ではありましたが、とても楽しませて頂きました。感謝の気持ちでいっぱいです。二日間本当にありがとうございました。
あこや学園 HP: https://www.amashaji.jp/akoya/
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