ホンモノにふれる、感動の体験。
あらゆる人の日常に音楽の感動を届けたい。
みなさんは、日本の相対的貧困率をご存知でしょうか。
日本は世界の先進国31カ国の中でも「相対的貧困率」がワースト6位と、きわめて高い順位となっています。
さらに衝撃的なのはG7、先進7カ国の中で、アメリカに次いで2番目に高い国と位置付けられています。(OECD2017調べ)
この相対的貧困は、毎日の衣食住に事欠く「絶対的貧困」とは異なり、周囲の目には見えにくく、地域や社会から孤立し、様々な面で不利な状況に置かれてしまう傾向があります。
虐待、自殺、差別、ひきこもり、不登校、教育格差…
子どもたちを取り巻くこのような問題は「社会の大きな課題」として、のしかかっています。
一般財団法人 100万人のクラシックライブでは、ライブの積み上げから得た、ノウハウや実績を、社会のこの大きな課題に「今こそ、目を向けるべき」と考え「音楽のチカラで社会をよりよくする」「音楽で心のケア」を届ける活動をはじめました。
(一般財団法人100万人のクラシックライブHP)
開催を通じて目指すこと
子どもたちに心の健康を届けるとともに、全国各地で子どもたちを見守る居場所に音楽を取り入れ、新たなコミュニケーションのきっかけになることを目指します。
支援を必要とする方々とつながる手段となったり、活動を知った周辺住民や企業が新たに協力したりなど、支え合いの輪を広げたいと考えます。
身体いっぱいで音楽を感じてくれてる子どもたちを見て、感動しました。
近づいて演奏するとびっくりして泣いてしまう子、興味津々で触ろうとする子、笑顔で手を叩いてくれる子。教育と医療は平等であるべきという言葉の中には芸術やスポーツも入っていると思います。ホールでなくても、私たちが楽器を持って現場に伺い、いつもの場所で生の音楽をリラックスして聴くことが出来ます。
この活動を通して、少しでも子ども達の心に寄り添うことが出来ればと思っています。